空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

嬉しいような嬉しくないような…

音楽の仕事が、来た。

母に言うと「誰か死んだん?」と即言ったが今回はそうではない。人生の墓場、と言えないこともないが、おめでたい方のセレモニーである。

パーティの服、難解なリクエスト曲、2時間半に渡るジャズの演奏が必要とされ、ある楽器が弾ける共演者が至急必要となった。

バークリーの友達はみんな東京近辺にいる。西宮出身の子に聞いたら、ある同じ大学出た神戸の奏者を紹介してくれた。すぐメールする。

その後で彼のアメブロを見た。

すごい…全国回って、ほぼ毎日ライブしてる。

こんなすごい人、よう頼まん。

返事が来た。やっぱり仕事が重なってるそうだ。残念やけど、ちょっとホッとした。

 

考えるだけでしんどい。

起きたら

起きてリビングルームに行くと、くるみが正座している。

目の前にはネズミのおもちゃ。

 

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「遊んで下され、そこの人。」

マリラ、いつの間にか

赤毛のアン」(松本侑子訳)を読み返す。村岡花子さんは超有名な翻訳家で、この作品の名付け親だ。でも戦争中に防空壕に逃げたりしながら書いたせいか抜けてる、あるいは省略されてる部分がある。松本侑子さんは完訳、さらに奥の深いこの作品に散りばめられた英文学の引用も解き明かしている。素晴らしい!

ところで、12歳の時初めてこの作品を読んだ時、どれほど里親のマリラが憎らしかったろう。アンに同情していた。

でも今の私はマリラと同世代。

「赤毛の里子を引き取ったマリラ」と改題しても良いぐらい、この話の主人公は、独身中年女のマリラである。

堅物のクリスチャンである彼女は、元気すぎてあちこちで失敗やらかすアンに、振り回されている。気の毒で泣きそうだ。

兄マシューは隠れて近所のおばさんリンド夫人に流行の洋服を縫わすし、世間の面目丸つぶれだ。

頭痛の持病の上眼病を患い、アンの恋人は自分の元彼の息子である。

あの時結婚してたら…と複雑だったに違いない。

でも愛を込め、立派に育て上げる。

マシューの死後、親戚の双子の孤児を育て、リンド夫人のルームメイトになり、結婚したアンに時々手紙を書く。

 

でもアンが6人の母になり、子供も大きくなった時、末の娘リラ(マリラから名前を貰った)に

「マリラおばさんはリラが小さい時に亡くなったのでリラはおばさんを良く知らない」

 

マリラが死ぬ場面は、作品の中には出てこない。

 

あれ程アンが世話になったマリラ、いつの間にか消されている。モンゴメリさん、書いてあげて欲しかった。

デトックスと休養

胃が気持ち悪いので、教会に行かなかった。

24時間デジタル・デトックス

午後から古本「アンが愛した聖書」を読む。

読み物としては内容は良かったし、牧師夫人の著者が牧師夫人だったモンゴメリに共感している様子もわかったが、聖書のみ言葉は、アンやモンゴメリと無関係で、モンゴメリは作品や日記や書簡では引用する事はあっても、シェイクスピアや文豪の作品の引用と変わらない。アンは作品の主人公であって「クリスチャンになれそうな気がする」と言う台詞が出てくるが、信者ではなさそうだ。

作者のモンゴメリに至っては、仕事として若者に聖書を教えたり、教会員の家を訪問したり、冠婚葬祭や礼拝や集会をしていたが、作家としては信仰深いキリスト教徒ではない。

だからこの本の題名は「花子とアン」のテレビ番組に便乗した宣伝で、少し内容とかけ離れていると感じた。

外が気になる猫

夜中3時前にバッタンという音が2回して目覚めた。

猫が餌を食べに母の寝室の猫用ドアから出たのだ。

念のため見に行くと、餌はカラ。補充する。これをしないと寝ている母を噛むのである。

眠れなくなったので4時半ごろ朝食。

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くるみは、外をうろつく宿敵のオッさん猫が気になって仕方がない。

映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす。」(1946年)

白黒映画。こんな有名で面白いのに、初めて見た自分に驚いた。

ガソリンスタンドの食堂の奥さんをやっている主演のラナ・ターナーの存在感がすごい。往年のハリウッド女優を地でやっている。故人だが8回も結婚し、数々の有名な俳優と浮名を流した。

 

 

 

 

 

散髪

過去26年間大阪では同じ美容院に忠実に行ってたが、最近馴染み過ぎて少々荒く扱われ始めたので、どうしたらいいものか考えあぐね数ヶ月放置したところ、毛先がもつれ始めた。これはいかん、と近所にオープンした美容院に行く。なんとオーナーは高校の友達Yさんの美容師で、私を知っているらしい。タオルとペンを記念にもらった。

 

夕方医者へ。悪い癖で診察を自分のペースで進め、先生に色々教えてしまった。どちらが医者かわからない。