空の鳥 agirlfromosaka

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。 北海道と読書と温泉が好きです。

"Wee Willie Winkie"(1937)「テンプルの軍使」

ジョンフォード監督。シャーリーテンプル主演。

インドに駐留するイギリス軍の祖父に引き取られる未亡人の母と子。クーデターのインド人たちとの内戦に巻き込まれるが、和平を申し出るのに一役かうシャーリーテンプル

1箇所兵士の死ぬ場所で「蛍の光」を歌う。監督に絶賛されたそうだ。

シャーリーテンプルは22歳で潔く銀幕から降りた後、大使やテレビ司会をしながら子供を三人育て、両親を家に引き取って自分で介護し、流動食も手作りで食べさせ、看取った。天才児は何だって出来るのだ。

明るくくじけないテンプルちゃん

テンプルちゃんの役のシチュエーションはほとんどひとりっ子で孤児か片親。

親友になるのはいつもなぜか、どこかのおじさんかおじいさん。

同世代の少女の友達がいない。遊ばないで犬と遊ぶ。

親が死のうが別居しようが泣いていても、翌日はケロっとして天真爛漫にケラケラ笑い、時には歌って踊る。

強靭なメンタルだ。

いつも前向きで、明るくくじけないテンプルちゃんは、見ているだけで元気になる。

 

三本紹介する。

  1. 「私のテンプル」Our Little Girl(1935)両親の離婚の危機に、家出するテンプルちゃん。歌や踊りはなし。ケーキの焼け具合を調べるのに、テンプルちゃんはホウキから藁を一本取って来てそのまま洗わずブスリと刺す。
    川遊びのシーンはパンツ一丁。今のハリウッド映画だと未成年の少女のトップレスはあり得ない。
  2. 「テンプルのえくぼ」Dimples (1936)舞台は1850年代。歌って踊って稼ぎながら自称「教授」の泥棒に育てられている浮浪児のテンプルちゃん。芝居に出て大成功を収める。「教授」は後にオズの魔法使いになった人。「アンクルトムの小屋」のお芝居に出てくる黒人は 1人の有名なコメディアンを除いてみんな白人が顔を黒く塗っている。今だと問題だ。
  3. 「テンプルの福の神」Poor Little Rich Girl (1936)楽しいミュージカル。母のいない金持ちの娘が、寄宿学校に行く時、駅で家庭教師がバッグを盗まれ、探しに言ってる間交通事故死。路頭に迷って知らない人に助けられ、タップの才能を近所の人に見つけて貰いラジオに出演し、父が娘を見つける。最後の兵隊タップは見もの。

 

自転車の修理

狭山池の近くのD自転車屋から空気の抜けた自転車の修理に来てもらった。空気を入れてもらった途端、タイヤがハマってない部分があったので私が触ると「パーン」と爆発。チューブを交換をします、と言って部品を取りに行った。疑いたくないが、触ると破裂させるように細工したんじゃないか。買って一年しか経っていないのに簡単に破裂するだろうか?

チューブは交換してくれ出張費込みで3000円程支払ったが、騙し取られたようで悔しかった。

あんな簡単なことは他人に頼まず、次回から自分で交換しようと決めた。後輪は出来ないと言われたが、交換方法は動画にある。

これも自分でやってみようと思う。

ハイジ(1936)シャーリーテンプル

抱腹絶倒のアルプスの少女ハイジ

アニメと同じかと思えば、ちょっとストーリーが違う。

死んだ母の妹が姪のハイジを連れて、ハイジの父の住む小屋に連れて来て、置いて帰る。

偏屈なジジイも孫の可愛さに心を溶かし、ハイジも近所の牧童ペーターと楽しく暮らしていた。

おじいさんが読む絵本の中でテンプルちゃんが踊る。

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ところがある日、叔母さんが急に来て嫌がるハイジを連れ去り、フランクフルトのお屋敷に連れて行く。車椅子の少女クララがハイジを気に入り、仲良くなる。従僕も親切で友達になった。ところがロッテンマイヤーという堅物の家庭教師がハイジを嫌う。

ここまではアニメ「アルプスの少女ハイジ」とほとんど同じである。

ところがここからガラッと変わる。

  1. おばさんは金儲けのためハイジを連れてきて、ロッテンマイヤーから金をもらったら逃亡する。
  2. アルプスのおじいさんは誘拐されたハイジを探しにフランクフルトまで歩いてやってくる。
  3. 帰宅した父の前で歩いたクララを見てロッテンマイヤーがヒステリーを起こし、クララの父はクビにし明日までに出て行けと命じる。
  4. 夜中にハイジを誘拐したロッテンマイヤーはジプシーの女にハイジを売ろうとする。
  5. 折しもハイジを探しに来たアルプスのおじいさんに助けられ、馬ソリでハイジと逃げ、警察の馬車や騎馬隊とカーチェイスならぬ馬ソリチェイスとなる。ベンハーのレースか駅馬車のシーンを彷彿とさせる。撃つぞと言われて馬車を止める。

 

 

 

牛滝温泉

晴天で桜と菜の花が満開。5ヶ月ぶりに温泉へ。

f:id:dollyosaka:20170413160343j:image天麩羅御膳1200円。海老が五匹入っていた。

f:id:dollyosaka:20170413160350j:imageこの吊り橋を渡った。そのためにはフィールドアスレチックをよじ登らねばならなかった。2900歩歩いて息切れ。

温泉はコンサートがあるためか、浴場は芋の子を洗うように混んでいたが、洗面所など譲り合って使った。

山の中にポツンと咲いている山桜が綺麗だった。

"Stowaway" テンプルの上海脱出(1936)

シャーリーテンプルは天才児なので、夜寝る前に台本3回読んだら、自分のだけでなく相手のも全部憶えたというが、この映画のセリフでの中国語ペラペラにはビックリした。中国人が教えたという。ただし北京語だったので広東語のエキストラには通じなかったそうだが。

トーリーの舞台は上海。f:id:dollyosaka:20170412170501p:image宣教師の娘テンプルちゃんは学校にいる時助け出され、両親は殺される。路頭に迷っている時、金持ちのアメリカ人の通訳をたまたまして助けてもらう。車のトランクで犬を抱っこして寝ている間に舟に積み込まれ、出航。

テンプルちゃんは香港でも芸を見せて拍手喝采。アステアのモノマネもする。

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テンプルちゃんが歌う「グッドナイトマイラブ」は映画のテーマソングでもある。

この映画は大人向きなので、有名な俳優や歌手がストーリーに出てくる。

いずれも今は故人だが後年活躍した人たち。

トーリーで面白かったのは、客船のデッキで婚約者の男が母と同居すると言った途端、顔を曇らせる女。ザコンは80年前からいたのだ。婚約を取りやめ、テンプルちゃんを助けた男と結婚し、養女にして、めでたしめでたし。

抱っこしていた可愛い犬は、撮影終了後シャーリーテンプルの飼い犬になってテンプルちゃんの役名Ching-Chingと名付けたそうだ。

ところで、疑問点が二つ。

  1. 胡弓を習うなんて、どんな学校?雑技団?
  2. 両親を殺されたかまだわからないのに、「親はおらんねん」と言っている。なぜ心配したり悲しんだりしないんだろう。
  3. なぜ冒頭の上海の喧騒のBGMはずっと「金比羅舟々」なんやろう。

 

久々に買い出し。缶詰を買い込む。カフェにも行く。