仕事で大阪市へ。
町工場と古い家、高層マンションが入り混じり、細い路地に人々が老いも若きも自転車で、赤ちゃんは母親の背中にくくりつけられて、賑やかに通る。コインパーキングに駐車。
仕事帰りにフランチャイズでない、手作り弁当屋へ。
ハムと卵の挟んだカツが美味しかった。漬物が真ん中に移動しているが、これで400円。
ビリーワイルダー監督の白黒映画。⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
50歳になる往年の大女優の屋敷にたまたまパンクした車で入り込んだ脚本家の若い男(ウィリアムホールデン) 。
助けられたが、好きになられて支配され始める。
女優は20年間映画に出ていない過去の人。何度も離婚し、最初の夫が執事になって世話を焼いている。
チャップリンの物真似シーンがすごく上手だった。
この50歳の女優はグロリア・スワンソンという実際過去にサイレント映画で有名だった人。
この映画のヒットで返り咲いたそうだ。
晩年のインタビューを見たが、年老いても綺麗で舞台女優として世界中回っていたようだ。
イトコMちゃんとHちゃんをそれぞれピックアップし、京都市立美術館別館へ。イトコYちゃんと合流。四人とも親同士が兄妹。
陶芸家のHちゃんが出品した作品を鑑賞。
京都御所を横切り、ブライトンホテルで中華料理を堪能。去年亡くなった伯父を偲ぶ。
ロビーでお茶。
ブティックではYちゃんがMちゃんに高い財布と小物をおだてて買わせていた。
「これなんかプレゼントにいいかも」とMちゃんが言うと
「私がプレゼントされてあげる。」とYちゃん。
店員まで笑って、そんなこと言うお客さんは初めてだと言う。
私たちは、相当やかましかった。丸4時間しゃべり続けて過ごす。
お土産の、鎌倉の「クルミッ子」。どこかの猫と同じ名前だ。
友人のリンジーが中国から来日。新聞社で働く台湾のお姉さんも関空で合流。
関空で彼女達を乗せて、阪神高速湾岸線で大阪市内に入ったが、降りるのを間違って東大阪方面に行き過ぎ、戻ったはいいけど間違えて新御堂筋線に乗ってしまって淀川を渡ってしまう。
後部座席で寝ていたお姉さんが起き上がって、中国語のナビで梅田を道案内してくれて、ようやくヒルトンに到着。
チェックインカウンターで、突然お姉さんが流暢な日本語でホテルマンとやりとりし始め、驚く。
「お姉さん日本語ペラペラやんか。」
「姉は慶應大学に行っててん。」
部屋でゆっくりする。おやつをご馳走になる。
ハービスの地下へ焼肉を食べに行く。
実によく笑った。
リンジーと会うのは11年ぶり。彼女とはボストンで知り合った。
「あの頃のあなたは楽しそうで幸せそうだったね。」とリンジー。
ご両親はお元気か彼女に尋ねたら、亡くなったとの事。知らなかった。
両親の会社の事業を継ぎ、中国で、通いのメイドとコックと運転手(いずれも女性)を雇って犬と暮らしているそうだ。
リンジーの使用人の写真を見せて貰った。メイドには子供が3人。
「中国で3人も産めるの?」
「あかんよ。一人目は無料やけど二人目からは役所に罰金を払うんよ。」
罰金は市町村で金額が違って、大都市だと27万円ぐらい。幸いメイドは貧しいエリアに住んでるので罰金は安かったそうである。
リンジーは自分の子供のように使用人の子供を家に連れて来させ可愛がっている。尊敬されている立派な女主人だ。
彼女は病気になったので台湾に行って手術を受けた。台湾では保険が効いて安くて最高レベルの治療が受けられる。
中国だと公立病院は一年待ち、香港に行けば良い治療が受けられるけど高額だそうだ。
また中国ではコンサート以外でいかなる理由でも200人以上人は集まってはいけないことになっていて、マーチやデモも禁止されているそうだ。
「人が多すぎると収集がつかなくなるのよ。」
中国ではフェイスブックやLINE、Twitterも禁止。繋がらない。
台湾では全部OK。
話題は憲法9条や北のミサイルの話になった。新聞社のお姉さんは非常に詳しく、Jアラートで列車が止まった事など、日本のニュースなら、何でも知っている。
トングを取られ「食べて食べて」を勧められ、挙句に伝票争奪戦に負ける。
なぜこんな面白い有名な映画を今まで見たことがなかったのだろう。シカゴを舞台に高校生が学校を1日サボる、というストーリーだが、お金をかけたすごい映画だ。この4年後ジョンヒューズ監督はホームアローンを撮ったが、小道具が似ている。
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高校の土曜日の図書室が舞台。
補修クラスに呼び出された5人が作文を書かされて1日過ごす。ただそれだけの舞台劇のような青春映画。