空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

庶民的な大阪の下町

仕事で大阪市へ。

町工場と古い家、高層マンションが入り混じり、細い路地に人々が老いも若きも自転車で、赤ちゃんは母親の背中にくくりつけられて、賑やかに通る。コインパーキングに駐車。

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仕事帰りにフランチャイズでない、手作り弁当屋へ。

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ハムと卵の挟んだカツが美味しかった。漬物が真ん中に移動しているが、これで400円。

 

「サンセット大通り」(1950)

ビリーワイルダー監督の白黒映画。⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

50歳になる往年の大女優の屋敷にたまたまパンクした車で入り込んだ脚本家の若い男(ウィリアムホールデン) 。

助けられたが、好きになられて支配され始める。

女優は20年間映画に出ていない過去の人。何度も離婚し、最初の夫が執事になって世話を焼いている。

チャップリンの物真似シーンがすごく上手だった。

 

この50歳の女優はグロリア・スワンソンという実際過去にサイレント映画で有名だった人。

この映画のヒットで返り咲いたそうだ。

晩年のインタビューを見たが、年老いても綺麗で舞台女優として世界中回っていたようだ。

 

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蚊取り線香

友人との約束をキャンセルして前夜式に出席。

迷子になっていたら、近所のおばちゃん達(と言っても私よりきっと若い) が教えてくれた。

大阪は人情がある。

ところで、喘息持ちの私は線香、煙草、野焼き、花火が苦手だ。極力避けている。

日本人でいる限り、葬儀の線香は避けられない。でもキリスト教の葬儀だからと言って、安心は禁物。

蚊取り線香が三つもつけられていたのである。

M伯母の通院と寿司

親戚から預かった着物と古い所持品を持って大阪市のM伯母に会いに行った。

本当は病院に迎えに言って一緒にランチする予定だったが、伯母の診察が終わったのが3時半。骨粗鬆症予防の点滴をしている伯母を病院に残して、帰省しているイトコHちゃんと母とで、近くの回転寿司に行く。慣れないため、流れてくるお寿司のカプセルを破りそうになった。

病院に戻るとまだ点滴は終わっていなかった。伯母はうちの母とすぐ昔の歌を歌い始めるので、「シッ」と何度も注意。

伯母は生き生きと楽しそうで、元気そうだった。

新彫展とブライトンホテル

イトコMちゃんとHちゃんをそれぞれピックアップし、京都市立美術館別館へ。イトコYちゃんと合流。四人とも親同士が兄妹。

陶芸家のHちゃんが出品した作品を鑑賞。

京都御所を横切り、ブライトンホテルで中華料理を堪能。去年亡くなった伯父を偲ぶ。

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ロビーでお茶。

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ブティックではYちゃんがMちゃんに高い財布と小物をおだてて買わせていた。

「これなんかプレゼントにいいかも」とMちゃんが言うと

「私がプレゼントされてあげる。」とYちゃん。

店員まで笑って、そんなこと言うお客さんは初めてだと言う。

私たちは、相当やかましかった。丸4時間しゃべり続けて過ごす。

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お土産の、鎌倉の「クルミッ子」。どこかの猫と同じ名前だ。

リンジー台湾人の事業主

友人のリンジーが中国から来日。新聞社で働く台湾のお姉さんも関空で合流。

関空で彼女達を乗せて、阪神高速湾岸線大阪市内に入ったが、降りるのを間違って東大阪方面に行き過ぎ、戻ったはいいけど間違えて新御堂筋線に乗ってしまって淀川を渡ってしまう。

後部座席で寝ていたお姉さんが起き上がって、中国語のナビで梅田を道案内してくれて、ようやくヒルトンに到着。

チェックインカウンターで、突然お姉さんが流暢な日本語でホテルマンとやりとりし始め、驚く。

「お姉さん日本語ペラペラやんか。」

「姉は慶應大学に行っててん。」

部屋でゆっくりする。おやつをご馳走になる。

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ハービスの地下へ焼肉を食べに行く。

実によく笑った。f:id:dollyosaka:20170614000257j:image

リンジーと会うのは11年ぶり。彼女とはボストンで知り合った。

「あの頃のあなたは楽しそうで幸せそうだったね。」とリンジー。


ご両親はお元気か彼女に尋ねたら、亡くなったとの事。知らなかった。

両親の会社の事業を継ぎ、中国で、通いのメイドとコックと運転手(いずれも女性)を雇って犬と暮らしているそうだ。

リンジーの使用人の写真を見せて貰った。メイドには子供が3人。

「中国で3人も産めるの?」

「あかんよ。一人目は無料やけど二人目からは役所に罰金を払うんよ。」

罰金は市町村で金額が違って、大都市だと27万円ぐらい。幸いメイドは貧しいエリアに住んでるので罰金は安かったそうである。

リンジーは自分の子供のように使用人の子供を家に連れて来させ可愛がっている。尊敬されている立派な女主人だ。

彼女は病気になったので台湾に行って手術を受けた。台湾では保険が効いて安くて最高レベルの治療が受けられる。

中国だと公立病院は一年待ち、香港に行けば良い治療が受けられるけど高額だそうだ。

また中国ではコンサート以外でいかなる理由でも200人以上人は集まってはいけないことになっていて、マーチやデモも禁止されているそうだ。

「人が多すぎると収集がつかなくなるのよ。」

中国ではフェイスブックやLINE、Twitterも禁止。繋がらない。

台湾では全部OK。

話題は憲法9条や北のミサイルの話になった。新聞社のお姉さんは非常に詳しく、Jアラートで列車が止まった事など、日本のニュースなら、何でも知っている。

 

トングを取られ「食べて食べて」を勧められ、挙句に伝票争奪戦に負ける。

ジョンヒューズ監督の80年代の映画二本

フェリスはある朝突然に(1986)⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

なぜこんな面白い有名な映画を今まで見たことがなかったのだろう。シカゴを舞台に高校生が学校を1日サボる、というストーリーだが、お金をかけたすごい映画だ。この4年後ジョンヒューズ監督はホームアローンを撮ったが、小道具が似ている。

 

フェリスはある朝突然に スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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 ブレックファーストクラブ(1985)

高校の土曜日の図書室が舞台。

補修クラスに呼び出された5人が作文を書かされて1日過ごす。ただそれだけの舞台劇のような青春映画。