授業の後時間があったのでミュッセの「二人の愛人」を読む。この作者はジョルジェ・サンドの愛人だった人だ。この有名な関係はフランス映画で見た。相当なプレイボーイだった人らしいから、女性の描写がすごく精密だ。19世紀の巴里の街の様子がリアルに伝わってくる。この時代でこんな自由なんだからフランスは昔から相当恋愛がみんな奔放だったんだろうと思う。
受付しているとアダムがやって来て、旅の話で盛り上がる。5月に始めてヨーロッパに行くそうだ。来年は日本に行きたいという。彼の彼女のお父さんは日本のアメリカ大使館勤務を8年やっていて、今は北朝鮮に行っているのだそうだ。これは相当危険な任務だろう。
クリス・ブッシュがまた遊びにくる。彼はなんと子供が11か月。ボストンに妻と子がいるけど子連れはだれも部屋を貸してくれないので部屋を別々の街に借りている。彼はモルデンで妻と子はケンブリッジだ。そしてポーターのビデオ屋でバイトしているそうだ。
帰りの電車でコロンビア人のボリスと一緒だった。彼にアントニオの電話番号をやっと渡す。頼まれていたのだ。スカラシップをアプライするこつを教えるとものすごい喜んでくれた。
- 作者: ミュッセ,新庄嘉章
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/04
- メディア: 文庫
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