空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

モントリオール

仕事中に伴奏の依頼が。御礼に別の音楽の仕事を紹介。こういう人間関係が一番しんどい。
シンプルに見えるが、この中には無償の愛などない。「もちつもたれつ」という。
本当にボストンに来て、他人と暮らし、色々勉強だ。これってバークリーで音楽の勉強している以上に勉強になってるような気がする。
アメリカ人とのつきあいの方が、よほど同国人の偉大なミュージシャンより気楽だ。
ところで、今日もまたソングライティングのアレンジのクラスへ。モントリオールから来たドラマーのジョナサンと、クラスが始まるまでモントリオールの素晴らしさについて語り合う。モントリオールジャズフェスティバルは、無料なんだそうだ。彼は非のうちどころのない美形、エレガントで上品な物腰、フランスなまりの英語を話す、まるで王子様みたいだ。私が、廊下にいるその辺のアメリカ人に、モントリオールは道路も広くてきれいで、田舎へ行けばお家が色とりどりでかわいいと説明したのに気を良くしたのか、「夏にモントリオール来るんだったら案内してあげるよ」といって、ノートに自分の連絡先を書いてわざわざ持ってきてくれた。旅人にモントリオールを紹介したいのはきっとケベック気質なんだろう。ニューイングランドのこの辺とえらい違う。この辺の人々は.....冷たい。
一度帰宅して昼御飯を作って食べ、また受付に戻るとA君が来た。彼はヤマハの依頼でエレクトーンの楽譜のデータを作ったらしい。聞かせてもらうととっても面白かった。彼はきっと有名になるだろう。
犬が粗相して叱る。すると反省のポーズをして「ごめんなさい」する。その後降参ポーズをして固まったのでそのまま持ち上げ、アンジェラの部屋に運ぶ。