空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ブレイクとエドワードの家

バークリーのジョン先生にメールで「先生のおかげで仕事が一つやっととれました」と送る。するとすぐ返事が来て、「おめでとう。君らは本当に良くがんばったよ」と言って下さり、胸がじんとなる。
ブレイクから「昨日はあの後雨にぬれなかった?」とメールが来たから「大丈夫、忍者は雨の間を歩けるので濡れません」と書く。この時ブレイクは大学で笑い転げ、何で笑ってるのとまわりの人に聞かれたので腹を抱えながら私のメールを見せたらしい。
昼寝をした後、目覚めるとルームメート達は仲直りをしていた。ほっとする。
電車にのって学校へ。何と練習室が閉まっていてレコーディングとリハーサルが出来ない。仕方なしにブレイクのルームメート、マレーシア人華僑のエドワードのスタジオを借りてレコーディングをする。ユダヤの曲とジャズとラテンだ。上手くいく。レコーディングが終わって「ジンジャーエールと牛乳とどっちがいい?」と尋ねられる。究極の選択だ。どっちも結構ですと答える。ブレイクの部屋にはウイントン・マルサリスと競演した時の写真が飾ってあった。それにしても恐ろしい部屋であった。彼らは物の山に埋もれ、段ボールから必要なものを出し入れして暮らしているようだ。「地震きたらどないするの?日本でこんなだったら絶対埋もれて死ぬよ」というとまじめに尋ねたのに受けていた。帰りは駅までわざわざ送ってくれ、車があったら家まで送るのに、駅から夜道をひとり歩かせて申し訳ない、という。家庭訪問をした小学校教師になった気分だ。