空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ドーンと事務仕事する。

猛烈に暑い1日であった。
オリンピックを見ながらルームメートのカップルとラーメンを作って食べる。今年の日本は強い。
午後ドーンを向かえに行く。ボーイフレンドと一緒に現れキスをして別れて私の車に乗り込む。
車の中で、彼女の弟の話題になる。先週弟が海兵隊に入隊したので家族全員がボルチモアに集まったそうだ。彼がどこに配属されるか心配なんだという。話題がアメリカ軍基地のことになり「沖縄の人ってアメリカ軍基地の事どう思ってるのかなあ?」
と私に尋ねる。そこで彼女に沖縄の歴史と悲惨な沖縄戦で人口の30%近くが犠牲になったこと、戦後基地のために大切な土地を取りあげられたままになっている事をいうと、そんなことは学校で習わなかったし、今まで知らなかったからショックだと言う。彼女が習ったアメリカ史は独立戦争の頃の話に重点がおかれていたんだそうだ。私の国だって良く似たもんだ。1000年も前のことをじっくり教えて、近代史になったら時間足らなくなるのだ。
うちの家の近くの手作りベーカリーでフルーツ入り小さい焼き菓子を買って来て一緒に食べる。
あんまり暑いので私の部屋にエアコンを入れて一緒に仕事をする。実にはかどった。ロゴは作るし、ホームページも大筋表紙が出来た。それにエージェンシーも4つ見つけた。さすが彼女だ、仕事が出来る。
その間、外はすごい雷雨になる。近くにいくつか落ち、ウースターでは竜巻きも発生。
8時になったのでウナギ丼とベトナム風お吸い物を作って出す。喜んでくれた。彼女がルームメートにひどい目にあって裁判沙汰になったので「人間不信に陥ってしまった」のだそうだ。でもどんな芸術作品のにも、必ず光と陰が両方あるからこそ美しいのであって、人もそうなのよ、と答える。
夜12時に寝かけているとブレイクから電話があり、今から皆でチャイナタウンに行くことになったから行こう、と言う。悪いけどもう寝かけてるからまたね、と断る。今日はドーンに手伝ってもらい一緒にウナギを食べたというと非常にくやしがり、またボクも手伝いに行くからね、と言ってくれた。まあ言うてくれるだけ有り難いではないか。でもうちのバンドで本当に当てに出来るのは、日本人か、女性かで、ラテン人と若いアメリカ人の男ははあんまり当てに出来ない。前者のふたりは言葉どおりに実行してくれるので信用できる。