空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ブレイクの大騒ぎ

ハリケーンの北上とともに、雨風がこちらも強くなってくる。日本もアメリカも今年は台風の被害が大きい。
ところで、私はこの間卒業するまで別名「もーれつシゴキ教室」と呼んでいたバークリーで宿題や試験に追われていたわけだが、それでも今に比べたら余裕そのものだった。ここ数週間休日がないような気がする。ぎっくり腰になった時でも働いていた。

朝から営業、大学へジョンオールドリッチ先生に会いに行く。両手で抱きしめてくれ、「おめでとう、曲が売れて本当に良かったね、君らの作った音楽を聴かせて」と言われた。アドバイスを下さり、励ましてくれた。
午後から営業。終わり間際に前デモを持って行ったクルーズ会社の担当者が次期のデモを作って持って来ても良いと言われる。
ドーンが自転車で来た。買ったばかりだそうだ。今度はバンドのホームページ作りを数時間手伝ってくれる。「あなたは働き過ぎだから、手伝わなきゃ」と言ってくれる。ハヤシライスを作って一緒に食べる。
絨毯屋に電話。来週再び会ってくれるし、2日前に持参したデモを聴いて商談を前向きに考えてると言ってくれる。普段電話は彼の担当なので少しドキドキしたが、上手くいって嬉しかった。
夕方寮に住んでいるブレイクが鍵を部屋に残したままドアがオートロックされてしまい、大騒ぎになる。ベースも中に忘れたとのことで、「リハを延期しよう」と言って来たので「消防用の斧でドアを蹴破って、なにが何でもリハに来るように」と命する。果たして彼は何とかして中に入りリハにやって来る。
今日のドラムはファクンドに代わって、ニューヨークから帰って来ているHくんであった。ブレイクは彼とのリハもギグもオーバーブッキングしてしまったそうで、彼らからひんしゅくを買っていた。でも「斧」が効いたようで彼らよりこちらを優先してくれた。
リハが終わって帰宅したのは午前1時。明日はレコーディングスタジオのスタートが夜中の12時だとのこと。この仕事は夜型人間向きだ。だからわたしにぴったり。でもワークホリック気味。楽しいからしかたがない。