空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

パスオーバー(過越の祭)

S哉君とSちゃんとでボストン大学医学部へ。Sちゃんの研究室に用事があったのだ。古い建物だが中が改造されきれいだった。一緒に近くのカフェでお茶する。S哉君の誕生日の小さいお祝いだ。
買い物して帰宅し、S君とL君を乗せてマリリンの家へ。
今日はパスオーバー(過越の祭)の初日で、ユダヤ人が4人招かれていた。
いつものパーティと違い、今日はユダヤの教えが延々と続き、1時間ぐらい「この食べ物はどういう意味があるか」といったお勉強を輪読したりヘブル語の歌を歌ったりして、なかなかディナーにありつけなかった。でもしまいに中学生の男の子アリーが「おなか減ったよ」と言ってくれたので、その父親(博士)は急スピードでユダヤ教則本をの間を飛ばして読んでくれた。その男の子はお勉強がものすごく良くできて表彰されたそうだが,皆からほめられたのにも関わらず「中東って戦争があるからクールだけど、ヨーロッパって戦争がないからつまんないや」と発言し、ママ(彼女も博士)に「何言ってるんですか、戦争は人が死ぬのよ」とえらい怒られていた。反抗期なのだ。アリーの親戚の人が何百万人も殺されたというのに、アメリカの中学で何を教えているのだ。
招待客のジェニファー(精神科医)は彼女にも精神科医が要るのではと思うくらい猛烈にとめどなくしゃべりまくっていた。
マリリンは「ジングルなんかあきらめて,老人ホームでピアノ弾く仕事しなさい。」と言ってくれたので、お礼のキスをする。
興味深いディナーだった。