空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

spiderphobia(クモ恐怖症)

ケベックに旅行中の大家のペットシッターをする。猫のラッセルは私が行くと大歓迎してくれる。足にまとわりついて体をすりつけ、しっぽでぽんぽん「来てくれて嬉しいよ」と意思表示。窓際に取り付けた小鳥のエザ箱にもブルーフィンの雄が来て「早くえさを入れてよ」と合図してくれた。誰かに必要とされるのは嬉しい事だ。

午前中にS哉君が来る。ポートフォリオの写真を撮ったり、中華まんじゅうを食べたりする。昔のヤマハの発表会の話を持ち出して笑う。彼はジャズピアノを弾いて行ってくれた。近所の人が聞くと私が弾いててすごいと思うであろう。嬉しい限りだ。
夕方ピアノを教え、チャールズタウンのスタジオにブレイクとジャクリーンを迎えに行きく。ウッドベースを積んでいるといつのまにかパトカーが後ろに止まっていたので、さっさと走り出す。
ジャクリーンをおろした後カーパーとドラムとシンバルを積んで、ホテルコートヤードへ。今日もスティーブヘックの日だ。ブレイクのベースとカーパーのシンバルとスティーブのピアノで素晴らしく盛り上がる。スティーブはとても喜んでくれた。ブランドンとブライアン、ドーンとそのお母さん、ダニエルとシャナンが来る。
私はブライアンが「僕の歌気に入ってくれた?」と聞いてくれたので、「何言うてるの、あなたはブランドンでしょう?」と間違えてしまう。彼らは一卵性双生児なので、本当に見分けがつかない。
ブレイクに気のあるゲイの男の子がラウンジにやって来る。彼がじっと後ろから見つめてこわいというので仕方なくわたしが彼女のふりをする事になる。皆事情を知ってるので笑い転げる。
車のフロントグラスにかわいいクモがトコトコ歩いて横切る、するとブレイクが悲鳴を上げて固まる。彼は spiderphobia(クモ恐怖症)なんである。