早朝ニュートンへ。外に出たがる2匹の猫に「駄目と言ったら駄目」と宣言し、教会へ。礼拝は記録的な短さの2時間で終わり、一旦帰宅。食事をしてくつろいで、Searsへ。白のドレスとくつを見に行った。何と売り切れているのか、なかった。多分、この街の黒人女性が皆買ったんだろう。仕方なく白いブラウスだけで４時に再び教会へ。今日はボストン公立学校で長年教育の仕事に携わって来た先生の講演会だった。彼女の話は人を引きつけるだけでなく、漫談のように面白く、自分の苦労話を楽しげに話して下さった。彼女は高校で結婚、５人の子供を妊娠、育てながら大学を出て、ハーバードの大学院で勉強し、いっぱい肩書きを持つようになった。６５歳くらいだから、あの当時黒人の母親が子育てしながら大学行くなんて、並みの努力ではなかっただろう。奨学金をもらったそうだ。同窓会で「あの時の彼氏とまだ結婚してるの？」と皆に言われると言っていた。彼女曰く、私は○○だから、と言ってあきらめるな、とのこと。麻薬などの悪い誘惑があっても、自分の力ではどうすることができなくても神さまが力を与えて下さるから信じるように、という内容だった。さすが教育者だけあり、私にもよく分かるお話だった。
講演会後、食堂で皆でソウルフードを食べる。
夕暮れに再びニュートンへ。猫と「アメリカおもしろビデオショー」を見る。
