空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

レンサムアウトレットへ

赤毛のアンで有名なカナダのプリンスエドワード島にはフランス系の人々が10%いる。彼らはイギリス王室に服従するのを拒んだので18世紀半ばに強制退去させられ、戻って来たときは家も教会も焼かれていて、マイノリティとして生きなければならなかった。赤毛のアンのシリーズにフランス系住民の描写が時々出て来る。赤毛のアンの中では、ダイアナの家に雇われた娘の事をモンゴメリは「a buxom, broad-faced French girl from the creek(入江から来た豊満で幅広顔のフランス娘)」そしてその働きぶりは「helpless and bewildered, quite incapable of thinking what to do, or doing it if she thought of it (役立たずで、まごついていて、何をどうしたらいいか考えつく事が出来なかったし、たとえ考えるようなことがあったとしても行動する能力がなかった。)とバカ扱いしている。続編のアンの青春でも「Martin's just like all the rest of those French(マーチンは他のフランス人とまさしく同じよ。)」とマリラが言ったり、「French have to be kept in their place.(フランス人にかまっちゃいけない。)」とアンの生徒のおばあさんが言ったりする。120年くらい前のイギリス系カナダ人がフランス人をどう考えていたかがよくわかる。面白い。午前中はカナダの歴史と赤毛のアンの原文をリサーチして過ごす。
午後から、Hちゃんとレンサムアウトレットへ。あらゆるかわいいセーター、パジャマ、ブーツは購買意欲に燃えたおばさん達によってクリスマス前後に奪い去られた後だったので、何も買わずにボストンに戻る。
L君、ジョンとスーパー88へ。その後近くの台湾人の経営するお店でお茶する。Hちゃんが「ピータンってダチョウの卵?」と聞いたので笑い転げる。