空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ビザが認可される

午前中は家の掃除をする。
正午に声楽の試験のピアノ伴奏をするためにバークリーへ。なんと初見でモーツアルトを弾くはめになった。譜面を必死に追って弾いていて、ふと歌のパートを見たら、全然違うところを歌っているではないか。ぶっつけ本番だもの出来るわけがない。試験管は「少し変だったわね」と彼女にいう。
午後よりゴスペルの楽譜を書き、読書とお昼寝。
夜はピアノバーへ。おかまのジミーは手のひらをひらひらさせて歌っていた。おかまでない方のジミーはスティービーワンダーの曲「ゴールデン・レディ」を私のために歌ってくれた。その上彼は彼が教えるハイスクールのゴスペル・クワイヤのDVDをプレゼントしてくれた。エイドリアンはめずらしくなりふり構わない黒人のシンガーで、信じられないくらい古くてすり切れているback to the futureのTシャツを着ていた。彼がぬおーっと現れるだけで場内が暗くなり、誰も笑わなくなる。
今日のドラムはブレントだ。彼はハイネケンの一瓶の3分の1を3時間かけてちびちび飲んでいた。まずかろうと思う。アルコールに弱いのだそうだ。先生は曲の合間にピアノを調律をしながら、時々椅子なしで立って弾いていた。お尻、痛いのだろうか。彼はいつも椅子を持参で来るのだが、今日はそれですら途中でどけている。ゲイだからだろうか。今日はモントリオールからの会社の団体が来ていて満席だった。大いに盛り上がる。都会人はすぐわかる。大抵太っていない。白人の中にそうでない人種が適度に混じり、同等に仲良くしている。それに対して田舎者は、肥満者が多く、白人だけで固まる。
夜中に帰宅。ビザの承認がされたとのメールがUSCISから届いていた。ジョンとブレイクと日本とオレゴンに電話する。