空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

英会話レッスンの日

掃除、洗濯、ファイルの整理をして過ごす。市役所へも行く。アメリカでかかった医療費の請求だ。なんと国民健康保険で医療費の70%が還って来るのだ。ありがたい。医療費といえば、私の母の手術と入院は17万円であった。入院期間は9日間、手術は全身麻酔で三時間にもおよんだ。これはアメリカで撮った胃カメラの請求額より安い。日本は何とありがたい国か。
夕方私の家で英会話教室があった。リックは母の事を非常に心配してくれた。彼のママは彼が高校生の時乳がんになったそうだが、20年経った今でも元気である。
ジョンが電話してくれた。彼は明日の祭日、次の最後の試験勉強を始めるという。こないだの試験結果は6週間経たないとわからないらしい。すごい国家試験だ。明日の面接がうまくいくようにお祈りしてくれた。
「憎しみはがんと同じだ」とある本に書いてあった。その本を書いた人はひどい虐待を受けた人だ。でも彼は将来有望なアメリカ人の若者10人に選ばれたと言う。虐待した人を憎んでやけくそな一生を送っても誰もが同情するに違いないくらいひどい目に遭ったにもかかわらず、彼は人々をリードし感動させる素晴らしい人になった。良い父であり夫でもある。つまらない事でも大きい事でも人を許さなかったら、その憎しみは醜くガンのように広がり、心を蝕み、ついに死に至るまで支配するだろう。私は必死になって昔自分の身に起きたひどい目を繰り返し話していた人を何人か知っている。そういう生き方は破滅的で出口がないから、絶対そんな風になりたくない。