熱帯低気圧の影響で大雨。この間来ていただいたお医者さんに電話して相談、さらに保険会社に電話して、その会社の医師の判断で来週予定通り搭乗出来る、と言われ、私も「じゃ日本に帰ろう」と決意。付き添ってくれる友達２人に連絡し、プライマリードクターの診察予約をキャンセル。グエンにも電話してそのように言う。すると医師の秘書から電話があり、「サルモネラ菌の検査の結果がわからない限り搭乗は許可出来ないので、今日４時に来なさい」という。まさしく「ええ？ばい菌持ちだと疑われてるの？？」である。
再び予約し、今度はバークリー時代にお世話になったマルドナド先生に受診することになった。Ｍ本さんが大雨の中１時間ドライブして、お料理を持って来て下さり、クリニックに連れて行ってくれた。後部座席には熟睡している３歳と５歳のお嬢ちゃんがいた。
マルドナド先生が言うには、抗生物質を今日から飲むのだったら予定通り日本に帰っても良い、胸が痛いと言っても心臓はどうもないのだから、飛行機の中で心臓マヒを起こすことはないでしょうとの事。処方箋をくれた。驚いた事は、彼女にかかっていた５年前よりコミュニケーションが出来るようになっていることだ。あの頃私の英語は今よりひどかったのだ。
帰りはＨ谷さんが迎えに来てくれ、薬局に連れて行ってくれた。後ろにはおなかが空いてむずかるお嬢ちゃんが乗っていた。みんな雨の中、本当にありがたい。
ルームメート皆にメール。「私はサルモネラ菌による食中毒の疑いだと診断されました。みんなで台所をきれいにしましょう。まな板と包丁は消毒しましょう。」
