空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

林真理子著「ミカドの淑女」を読む。

林真理子は昔独身の頃、アグネス・チャンをバッシングして論争を巻き起こした。でもアグネスはその後この問題に着いて研究、アメリカに留学して博士号を取った。林真理子はその後結婚して44歳で出産したが、子どもについて公で語らない。きっと色々考えることがあったんだろうと思う。
ところで、この本はとても良くかけている。私は「お城」や「お姫様」ものが好きなので、楽しんで読めた。下田歌子さんは元女官。明治天皇の皇后にとても贔屓にされた女性で学習院の教授になり、明治女性のあこがれだった。でもマスコミの攻撃にあって職を解かれた。女性が目だつとひどいバッシングにあったのである。

ミカドの淑女(おんな) (新潮文庫)

ミカドの淑女(おんな) (新潮文庫)