林真理子は昔独身の頃、アグネス・チャンをバッシングして論争を巻き起こした。でもアグネスはその後この問題に着いて研究、アメリカに留学して博士号を取った。林真理子はその後結婚して44歳で出産したが、子どもについて公で語らない。きっと色々考えることがあったんだろうと思う。
ところで、この本はとても良くかけている。私は「お城」や「お姫様」ものが好きなので、楽しんで読めた。下田歌子さんは元女官。明治天皇の皇后にとても贔屓にされた女性で学習院の教授になり、明治女性のあこがれだった。でもマスコミの攻撃にあって職を解かれた。女性が目だつとひどいバッシングにあったのである。
- 作者: 林真理子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/07/29
- メディア: 文庫
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