空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

新渡戸稲造「武士道」

明治のクリスチャン政治家、新渡戸稲造が英語で書いた「武士道」を読んでいる。日本語に訳したのは、長谷川町子の自伝に出て来る東大総長だった矢内原忠雄
夏の風物詩、肝試しは武士の子どもに勇気を試すテストだったらしい。江戸時代の武士の子どもは、刑場で斬首を見学、夜中にひとりでさらし首まで行って印をつけて帰ってこないといけなかった。ものすごくスリルがあったろう。

武士の母は子どもが怪我をして泣いたら、
「そんな事くらいで泣いて、戦場で片腕を斬られたらどうする。切腹の時も泣くのか。」
といさめられた。そんなこと言われたら、泣く子もだまる。