近所の教会へ。
礼拝出席者は20人弱か。正月でもないのに着物を着たおばあさんがおられた。
平成になってこのかた見たことがない、絶滅危惧種だ。
会堂には書道でみ言葉やスローガンが書かれて貼られている。
昭和レトロそのもので、三浦綾子文学の世界だ。
礼拝が終わったらすぐ一斉に掃除が行なわれ、隣のコンビニにお昼を買いに行こうとすると、4人の人にもう帰るのか尋ねられた。一緒に食べるつもりですというとどの人も喜んだ。おじいさんがスリッパを用意して下さった。
コンビニから戻ると「金剛…ヒソヒソ」と中から会話が聞こえた。金剛ってどんな漢字を書くのですかと尋ねられ説明すると、「うわ〜金剛石の金剛だ。ダイヤモンドだよ。」と感激された。
向かいに座っておられたさっきのおじいさん(推定年齢90ぐらい)は美味しそうなおにぎりとおかずを食べていた。家族が作って持たせてくれたようである。
「ちょっと緊張してるね」と別の人に言われていた。
知らない人が来たからに違いない。かわいい。
大阪の教会の話をしたら、終戦記念日の話になった。金剛教会の牧師の年齢を尋ねられたからだ。その他いっぱい質問されいっぱい答えた。
今住んでる家はどこか尋ねられたのでいうと、分かった、あの家は前にお医者さんが住んでてその前は学校の先生の家だった、と言われた。
みんななんでも知っている。