2011-12-05 「奈井江に生きて」奈井江郷土史研究会著を読む 砂川 奈井江という近くの街がある。ここに生きた女性38人の生涯が紹介されている。いずれも明治や大正生まれ。農業をし、子供を育て、ものすごい苦労してきている女性ばかりだ。何度も石狩川の氾濫にあったり、子供を亡くしたり、冷害に遭ったり。でも彼女たちはすごくたくましい。開拓者だったからだ。ひとりの女性は明治10年生まれ。開拓民として入植。屯田兵に案内された場所は木の切り株が多く大変だった。家族は諦めて帰って行ったが彼女は結婚したばかりだったのでとどまり、103歳まで生きた。