台風が居座っているため、非常に蒸し暑い日だった。
今朝はまず嵐山へ。大山崎から新しい高速道路で行く。あっという間に到着。
渡月橋渡って「よしむら」という蕎麦屋さんに入る。
保津川に面していて、三方をガラス張りの出窓のようになっているレストランである。
お庭もとてもきれいだった。
嵯峨野の裏の美しい道を通って金閣寺へ。
着物を着ている女性がいた。「dollyさん、あの人と写真を撮ってください。」とうちの高校生が言うので、もう話はついているのかと思ったところ、着物の女性はせっせと金閣寺をスマホで撮影している。
「え？ナンパを私にしろって？」
おずおず話しかけると何と彼女は日本語を話せなかった。中国から来たとのこと。
他にも香港人、ロシア人、韓国人、国籍不明の外国人が大勢いた。そして何より多かったのは全国から来ている修学旅行の生徒たちだ。
ホームスティ高校生は埼玉から来た中学生たちにとり囲まれ英語で話しかけられていた。彼らは学校の宿題で京都で外国人にアンケートを採るように言われているようだった。中学生たちは英語で話しかけ、うちの高校生は日本語で答えていた。最後に「平和についてどう思われますか?ここに書いてください。 」と言われて「ええ〜?? 」と困ったあげく、 「英語頑張ってください」と書いていた。
京都観光最後の目的地は伏見稲荷大社である。なんと外国人観光客の人気ナンバーワンだそうだ。
私はここへ来たのは初めてなのだが、とても気に入った。なぜなら入場無料駐車場も無料だからである。
暑かったので門前の茶店に入る。わらび餅やひやしあめを注文。
鳥居の前で、ある中国人と思われる風采のおばちゃんが誰かに記念写真を撮って貰っていた。(他の中国人観光客と完全に溶け込んでいたのである。)日本に旅行出来るようになるまで苦労されて働いてこられたのやねと母と話し合った。するとその女性は突然「はようしてーな〜」と叫んだ。私も母もびっくり仰天。
そう、その女性は中国人ではなく、日本人しかも関西人だったのである。
