空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

金魚を持った不思議なお姉さん

昨夜のうに鍋を雑炊にして朝ご飯に出してもらったものの、あまりに朝ご飯の料理が多すぎて全部食べきれなかった。
雲丹雑炊が運ばれてくる前の状態。

今日はバスで再び青苗の津波館へ行く。奥尻島のバスはすごくのんびりしていた。
あるバス停に腰がくの字になったかのように細いお婆さんが立っていた。お婆さんはバスに乗ろうとしたらハッと何かを思い出し運転手に「ちょっと待ってて。 」と言うやいなや後ろの家の玄関をガラッと開け、 (どうもそこが彼女の家らしい)中から杖を取り出して再び玄関をガラッと閉め、エンヤコラと時間をかけてバスによじ登った。その間バスはじっと待っていた。

同じバスにフレンドリーなお姉さんが乗っていた。彼女はバスの中でいろいろ教えてくれ、途中のバス停で降りて行った。
帰りのバスにさっきのお姉さんがさっきのバス停から乗り込んできた。手には金魚を入れた袋が2つ。買ったんだ、と彼女。
終点のフェリーターミナルまで来て一緒に降りた。そして私はうにまるくんと金魚を手したお姉さんとに見送られながら、思い出深い奥尻島を後にした。