空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

「聖書を読んだサムライたち」著者の講演会。

「聖書を読んだサムライたち」の著者守部喜雅氏の講演会が七飯ホープチャペルで行われた。
講演会はとても面白かった。
主に新島八重についてのストーリーである。彼は彼女の兄である山本覚馬こそ新しい日本は明治維新の時に大きい影響を人々に与えた人物だと言う。同志社大学の設立の時、目の見えない彼に出会った西郷隆盛京都御所のそばにある6,000坪もの薩摩藩邸を彼に譲り渡し、さらに山本覚馬は初めて出会った新島襄に破格値で大学のためにその土地を提供したそうである。
目が不自由だった上体が弱くて家にこもっていた彼だが京都での新しい教育事業、製糸工場、酪農、印刷業彼の提案である。
新島八重は京都で初めて洗礼を受けたクリスチャンで、洗礼の翌日に結婚式をあげた。最初の夫とは生き別れだったが、彼の死後5ヶ月に再婚したそうである。(ドラマでは違った描き方がされるかもしれないが)
新島八重は夫から「八重さん」とさん付けで呼ばれ人力車に乗る時もレディーファーストで降りるときは手をとった。それに対していい八重は夫をアメリカ人のように「ジョー」と呼び捨てだった。学生たちは彼女を非難した。夫は彼女のことを美人ではないが「心がハンサムなのです」と言った。
八重は他人の中傷や非難に動ぜず、また明治間もないしかも京都でクリスチャンになって学生にも勧めたので教師の職をクビになった。でもそれも平気だった。

彼の著書「龍馬の夢」と「サムライウーマン新島八重」を購入し、サインしてもらった。

彼の講演会は8月31日に大阪の花外楼でも行われる。これの入場料は1万円だそうである。