3時半に豊頃町の厚内漁港へ。
月がまだ出ていた。
釧路の方向の朝焼け。
漁師さんたちはすでにいっぱい集まっていた。
日本野鳥の会のメンバー9名と共に、漁船で沖合に出た。
天気は良いが波が高く、風も強く、非常に寒かった。
うねりもあったが、私は平気。ただ波をかぶってカメラもスマホも濡れる。
メンバーはいずれも、バズーカのような上等の望遠カメラで、連写していた。
沖合でオオミズナギドリ、アホウドリ、オオトウゾクカモメなど初めての野鳥に出会った。
スケソウダラをパクつく、天然記念物のアホウドリ。
オオトウゾクカモメ
トロール漁船に興奮する鳥たち。アホウドリだけで100羽以上。
http://youtu.be/9AGQCX3k8Xk
太平洋20キロほど沖合に出ているのにメジロや蝶が越冬のために飛んでいた。水鳥だったら疲れたら海の上に浮いていられるが、この子達はできない。
命がけだ。けな気だな。
4時間半乗って、船を降り、漁師さんの番屋でちゃんちゃん焼きとイクラをご馳走になった。栗山船長は一日13匹鮭を釣るそうだ。鮭の切り方は大胆。
松川というヒラメの刺身。
帰り道、晩成温泉へ。
ガソリンが少なくなってきたが、豊頃町大津のガソリンスタンドには誰もいない。お迎えのフェンスを直しているおじさんに尋ねたら「今日は多分いないから休みだね。」どうのんびり答える。そして20キロも離れた最寄りのガソリンスタンドを教えてくれた。
タンチョウやトンビ達に会う。マガンの群れ、オジロワシも目撃した。
今日1日で1年分の野鳥を見たため食傷気味。当分野鳥は見なくていい。