空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

人質に取られている。

携帯電話が普及した昨今、入院患者は家族に携帯メールで布団の中から用事を言いつけるようになった。
イオンでパジャマを買い(昨日買ったものは不可だった)、図書館で借りている本を返し新しいのを予約し、猫が寝ているキルトのクッションを掃除して届け、マニキュアをリムーブし、大人用のあるものを薬局に買いに行き、その他いろいろな用事をする。

入院患者はベッドで動くことができないため、遠くのものをつかめるキャッチャーも家中探しまわって見つけ出して持っていく。
ヘトヘトだ。教会のカフェに寄って息抜きする。

母の友人達は心配して電話してきてくれる。すぐ上の姉である兵庫県の伯母もとても心配してくれている。
甥たち姪たちも、力になろうとしてくれ、非常にありがたい。

病院ではリハビリパンツを買って来るよう昨日の担当看護師に言われたので買って行った。すると今日の担当看護師は「これでは駄目です」と言う。暴れそうになったが、母が人質に取られているため、ぐっとこらえて「分りました」と返品することに。
母の友人達と、いつも行っている薬局のオムツ担当の女性に愚痴る。みんな私のとった行動をそれでよかったと言う。
モンスター患者の家族になってはいけない。