お腹の調子の悪いくるみを、ついに動物病院に連れて行くことになった。
こたつで寝ている猫をキャリーバッグのケージに押し込み、車に積む。ギャーギャー鳴きわめく声を無視して、待合室へ。
ここでも鳴きわめいていた。患者の犬はおとなしく待ってるのに。
名前を呼ばれて診察台に乗せると、体温を測ってくださった。38.8度。体重は3.2キロ。触診では顔は元気そうでお腹の様子は問題ないようだった。
点滴と注射を2本、錠剤を2つ飲ませて貰ったが、暴れまわるうちの猫を押さえるナース3人は大変だった。1人の人は引っ掻かれて血が出ていた。「すみません」と謝る。「いいですよ」と彼女。ドクターは今回は噛まれないですんだ。
動物病院の勤務は命がけである。
しばらく様子をみましょうと言われ、4,600円払って帰る。ちなみに、こないだ母の2週間分の入院費用は2万6,000円だった。動物は高いなぁ。