朝猫が大騒ぎして鳴くので部屋のドアを開けると、変な姿勢で床に体をこすりつけている。何かを真剣に訴えているが、あいにく猫語がわからない。
猫のベッドに飛び乗って丸くなって寝てしまった。時々目を覚まして悲しそうな顔をしてこちらを見ている。
食欲もなく、昨日の午後から何も食べていない。
外は気圧の谷が通過して嵐のよう。
私もどうすれば良いか分からず、悲しかった。
午後2時に水を運んだが、飲まない。鰹節を与えたらむしゃむしゃ食べた。
死ぬのではないかと思っていたのですこし安心したが、どうしてもベッドから降りようとせず、左前足を折ったまま舐めているので、よく観察したところ、首輪に引っ掛けていることがわかった。
毛布をかけて上から首輪を取る。クルミはすっかり元気になって、こちらも安心。
元気を取り戻してスーパーに買い物に行く。
ったくアホや。今度から「取って〜首輪に片手が挟まった〜」というて欲しい。
