昔のファッションプレートや写真を見るのは楽しい。
1860年代南北戦争の頃、スカートの流行はクリノリンと言われる鳥かごのようなものを下着にして、広げられた。
パールバックの母親は日曜の礼拝中に「バキッ」とクリノリンが折れたそうだ。
それから10年後、クリノリンは流行らなくなってバッスルが流行った。お尻だけ大きく見せるスカートだ。
明治の鹿鳴館の頃、日本でも大流行していた。
5年後、またバッスルが流行ったが、1890年は廃れ、袖をやたら膨らませるのが流行した。赤毛のアンが憧れたパフスリーブだ。
大草原の小さな家でも寝ている間もコルセットすよう母親に言われて姉のメアリーはちゃんとしていたといっている。コルセットは12世紀から西洋の女性を悩ませて来た。中国の纏足と同じだ。
女性の服が楽になるのは、20世紀になってからだ。