空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

苫前町三毛別ヒグマ事件

苫前町のベアロードを通って、ヒグマ事件の跡地へ行く。
1915年12月に体調3.5メートルのオスのヒグマが、7人の開拓民を襲って食べた。
すごい山奥であるが、ベアロードと名付けられた舗装道路ができている。
復元された開拓小屋は、北海道の歴史にはとても良い勉強になる。私は降りてうろうろしたが、他の観光客は車から降りず、窓も開けずに去っていく。

苫前町の歴史博物館に行く。古いレトロな役場を利用している。入り口の前には張り紙があって「熊害事件再現地周辺では、熊が出没しています。また、アブ・ハチ等が発生していますのでご注意ください。」と書いてある。
観光客が車から降りない理由がわかった。今度から先に私に言って欲しい。

旧町長室で、「羆嵐」と言うドラマを鑑賞。三国連太郎森田健作などが出ている。テレビの横にはヒグマの剥製が私を睨んでいる。

博物館の資料によると明治から昭和までだけで140人以上の人々がヒグマに襲われて食べられたそうだ。
開拓は自然との戦いだったのだなぁ。今でも続いている。
今の町役場。