空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

大雷雨

教会の主日礼拝に出た後、豊中の千里会館へ。

叔母は昨夜から、ガラス張りの冷蔵庫に安置されて、まるでレーニン廟みたいだった。

 

遺族の手で納棺、副葬品として大事にしていたぬいぐるみが納められた。本当はもっとあったのだが、事情により却下された。

 

夕方雷雨となり、大雨洪水警報が発令された。控え室の冷房は、急に寒くなり、温度を2度上げてもらった。

 

通夜には近所やボランティアの人々のみならず、父の従妹も来た。諸事情により、初対面だったが、彼女の伯母に瓜二つだったので驚いた。無沙汰を互いに詫び、慰め励ましてくれた。会えて嬉しかった。

 

叔母の執刀医も来ていた。思いつめた表情で申し訳なさそうに見えた。彼は昨日霊柩車を見送ってくれたそうだ。叔母は生前彼を「可愛がって」いた。正直に気持ちを話し、「本当に手術して良かったんでしょうか?私が先生のおばあちゃんだったらどうしましたか?」と何度も訊いていた。酷だったろうな。でもひとりの患者の命に敬意を払ってくれた医師の姿に感動した。

 

叔母の親友が、takenokobabaは人の悪口を言わない人だった、と言った。全くその通りで、彼女は私が誰かを少しでも悪く言うと「そんな風に言ったらあかん。」と叱った。

 

誰に何を貰っても喜び、誰彼構わずモノを他人に上げたがった。「とっとき魔」で「あげ魔」だった。

 

 

聖書を読んで感じた事

「受けるよりも 与えるほうが 幸いである 」(使徒の働き20章35節)

貰ったモノを大切にしまい込むと遺族は大変だ。威勢良く他人や家族に与えて身辺をスッキリさせた方がいいだろうな。