胃が気持ち悪いので、教会に行かなかった。
24時間デジタル・デトックス。
午後から古本「アンが愛した聖書」を読む。
読み物としては内容は良かったし、牧師夫人の著者が牧師夫人だったモンゴメリに共感している様子もわかったが、聖書のみ言葉は、アンやモンゴメリと無関係で、モンゴメリは作品や日記や書簡では引用する事はあっても、シェイクスピアや文豪の作品の引用と変わらない。アンは作品の主人公であって「クリスチャンになれそうな気がする」と言う台詞が出てくるが、信者ではなさそうだ。
作者のモンゴメリに至っては、仕事として若者に聖書を教えたり、教会員の家を訪問したり、冠婚葬祭や礼拝や集会をしていたが、作家としては信仰深いキリスト教徒ではない。
だからこの本の題名は「花子とアン」のテレビ番組に便乗した宣伝で、少し内容とかけ離れていると感じた。