披露宴の仕事。
この仕事は長年やって来た。
選曲は結構難しい。アメリカでは、クライアントの人種で選曲を決めていた。
今回は日本人。かといって日本の曲に疎いワタシ。嵐の「ふるさと」はどうか、と思ったが、いけない。「帰りたくなる〜」という歌詞がある。
「世界で1つだけの花」も名曲だが歌詞を聞いていると結婚披露宴にふさわしい曲ではない。
「花は咲く」はしみじみと良い歌だが、被災者が列席していないとも限らない。
福山雅治がとてもロマンチックな歌を作っているが、あの人が出て来て歌わないことには、ピアノでメロディ聞いても、何の値打ちもない。テレビ番組のテーマ曲を順番に弾いてもいいが、「何やねん」といった印象を受ける。
「恋ダンス」か。ドラムなしだから、どうやろ。
やっぱり洋楽スタンダードか。でも「グリーンドルフィンストリート」とか、「ルート66」を練習しながら、結婚式とは何も関係ないな、と思ってしまう。
ロマンチックで洗練され、知ってるわ、という曲。
難しい。