エリザベートは五人姉妹だった。上からへレーネ、エリザベート、マリー、マチルデ、ゾフィー。みんな似ていて、ピンタレスト間違えてシシーだと紹介して見知らぬ外国の人が違うよと教えてくれた。男の兄弟も成人できた三人がいる。
エリザベートの舅の曽祖母はマリアテレジアで、その末娘はマリアントワネットである。
エリザベートと腕を組んでいるのはノイシュバンシュタイン城を作ったので有名な従兄弟ルードヴィヒ二世である。美形同士親友で、末妹は妃にどうかと言う事で婚約までしていたが、ゲイだったので日取りを伸ばした挙句キャンセルになり、キレたエリザベートは死ぬまで彼と絶交した。
兄弟それぞれ、あちこちのお城に結婚して出て行ったが波乱だった。