空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ポール・リビアの真夜中の騎行

f:id:dollyosaka:20170326040904j:image1775年、独立戦争の時、ボストンに住む銀細工師ポール・リビアは英国軍の動きを察知し、夜11時に早馬でレキシントンまで味方のジョン・ハンコックとサムエル・アダムスに知らせに行った。彼はチャールズ川を渡って対岸のチャールズ・タウンに渡ったそうだ。そこからだと現地まで自転車で1時間9分、車で35分の距離だ。このエピソードは伝説となり讃えられ米国の小学校では劇を上映し、歌まである。彼の走ったその道はポール・リビア・ロードとして知られている。

ところが、さっき1776年の地図を見つけた。ある事を発見。この当時ボストンとチャールズタウンまで、橋はまだ出来ていない。f:id:dollyosaka:20170325160830j:image

彼の家❌からチャールズ・タウンへ行くに、

どないして渡ったのかめちゃ気になる。馬を泳がせたんやろか。

ポール・リビアは83才で死んだ時、16人の子供のうち5人が生きていた。食べていけないので鋳物屋になり、900もの教会の鐘を作り、今もキングス・チャペルで使われている。銀細工や版画の作品も数作り、ボストン美術館で見ることが出来る。器用な人やったんやなあ。

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100年ほど前の昔のボストン。

今もあまり変わらない。

f:id:dollyosaka:20170325172002j:imageボストン・コモンのカエル池。

f:id:dollyosaka:20170325172022j:image男女とも帽子かぶっている。

f:id:dollyosaka:20170326032313j:imageワシントン・ストリートの賑わい。路面電車は地下鉄になった。

 

f:id:dollyosaka:20170325172041j:imageパブリック・ガーデン。今と一緒。

f:id:dollyosaka:20170325172118j:image公立図書館もそのまま同じ。

 

f:id:dollyosaka:20170325172349j:imageサウス・ボストンのマリンパーク。

 

f:id:dollyosaka:20170326034044j:imageパーク・ストリート教会1809年設立。手前の墓地にポール・リビアのお墓がある。1829年奴隷解放を最初に呼びかけた由緒のある教会。クラシック音楽の礼拝と流行りの音楽を使った若者礼拝とがあり、若者礼拝はバークリーの先生や学生が音楽を担当していた。この教会にはルーム・メート達と時々行っていて、一度正装して教会主催の舞踏会にも出席した。(生まれて最初で多分最後)