空の鳥 agirlfromosaka

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。 北海道と読書と温泉が好きです。

「殿,利息でござる」(2016) 「無私の日本人」磯田道史著

腹痛で日曜礼拝を欠席。

 

アマゾンプライムで映画「殿,利息でござる」を観た。

18世紀の後期に仙台藩吉岡宿で起きた実話のストーリーである。

参勤交代の荷物運びの天馬役が負担で、夜逃げが続出し空き家化が進んだ吉岡という宿場町が舞台。農民の旦那衆や庄屋たちでお金を苦労して1000両集めて、困難な手続きを乗り越えて仙台藩に貸す。当時の利息は年10%なので、年100両貰えるようになり、街に活気が戻り、人口は幕末まで減らなかった。最も多く出資した浅野屋には、殿様(羽入結弦)が直々来てお酒に名前をつけたので飛ぶように売れた。

自分の名誉や利益より、町のために大切なものを売って捧げ合う、おとぎ話みたいな感動的なストーリーだった。

どの俳優も上手だったが、松田龍平演じる狡猾な仙台藩の財政担当が印象に残った。

 

殿、利息でござる!

殿、利息でござる!

 

 

元の本は磯田道史著「無私の日本人」。

 

無私の日本人 (文春文庫)

無私の日本人 (文春文庫)

 

 原作も読んだ。住職が書き残した「国恩記」を紹介している。困難を乗り越え、成功を勝ち得た百姓たちの物語に、感動した。

こう言う美談を読むと、自分はケチで自分のことにしかお金を使わないな、と反省した。