大阪市内の友人の家のパソコンが使えないというので、チェックしに行く。
友人はパソコンを3年前に買ったが、使っていないWindowsのメールアプリが消えていた。
ネットは繋がっていたので、ブラウザからログインしたら、受信箱には未読メールが300通も入っていた。
その中には今はもう亡くなった方からのメールも、あった。
99歳のおばあちゃんからのメール。
白寿のお祝いのお礼のメールだった。
メールの翌年、この送り主は100歳で亡くなった。
亡くなって二年目に開封されたメール。
99歳の女性が書いたそのメールは、心のこもった立派な文章だった。
その方はクリスチャンで、毎週礼拝説教をカセットテープに入れて自宅に持って帰り、月曜火曜にパソコンに入力してプリントし、コピーして週報ボックスに入れてはったそうだ。
礼拝と祈祷会を休まず、さらにホームレスに炊き出しもしてはったようである。
すごいおばあちゃんだったのだ。ネットで検索した。
亡くなって開封されたメールってお返事できないのが切ないな。