緑深い山の中にある支援学校へ。
大学の友達が毎週行っているボランティアを手伝う。
昼休みに図書室で童謡の伴奏。
主に中学生が12人来てくれた。小さい子供向けのプログラムだったので、1人を除いて読書に夢中だった。
初めて支援学校に入ったが、驚くことばかりだった。
「誰のお母さんですか?」
「学校をご案内しましょうか?」
中学生の男の子が近づいてきて尋ねてくれた。
廊下から授業風景を覗いたら、各自パソコンで授業を受けていた。時折笑い声が聞こえ、楽しそうな教室だった。
「森のくまさん」の歌のために友人が用意した人形。歌にまつわるお話がとても上手だった。彼女は毎週ここで読み聞かせボランティアをしている。
コンサートが終わって1人の子が近づいてきて、女の子の人形を手にとって抱っこして撫でていた。
先生も子供たちもお母さんも、優しい。