「赤毛のアン」の最も新しいドラマ。
主人公のアンを演じるアイルランド人アミーベス・マクナルティ(Amybeth McNulty)は、今までアンを演じたどの俳優よりも痩せてソバカスがあり、アンのイメージに近い。2000人から選ばれただけあり、演技は素晴らしい。
カナダを代表する作品だけに、お金をかけてよく出来ている。街のセットはオンタリオ州の小さな町を使い、アスファルトに赤土(プリンスエドワード島は土が赤い) を敷き詰めて作ったようだ。ロケ地はプリンスエドワード島でも行われた。景色が美しい。マシューの役は、「アボンリーへの道」のジャスパーを演じた人。
ほぼ原作通りで、色々付け加えられている。原作はコミカルだが、このドラマはジェンダー、子供への暴力や学校でのいじめ、教師による性スキャンダル、貧困、同性愛、偏見、トラウマなど暗い問題を絡めている。
ちょっとシリアス過ぎて重いので、小さい子供は見ないほうがいい。
赤毛のアンのファンの人も、コメディではないので、覚悟して観た方がいい。
[ネタバレ]
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絶対あり得ない、モンゴメリが墓で寝返り打つと感じた事。