珍しくキリスト教徒に好意的な映画。
実話に基づいたストーリー。
ネタバレ
ある女性が薬物依存症のグループセラピーに出席する。その時教会のおばさんが「人生を導く5つの目的」を押し付けられるように貸してくれたがゴミ箱に捨てる。おばさんはゴミ箱から拾い出し、女性の職場に届ける。
凶悪犯人が、警察官の銃を奪って裁判所で判事など3人の人を殺し、女性の家に侵入監禁する。
だが、パンケーキを焼いたり、「人生を導く5つの目的」を読んだりしてあげ、ついに解放してくれる。
警察に通報し、女性の家は包囲されるが、拡声器で「正しい事をするのよ」と励まし、犯人は投降。
エンディングロールで、オプラウィンフリーの番組で、主人公のモデルになった女性が出てくる。また「人生を導く5つの目的」の著者、リックウォーレン牧師も出てくる。3200万部売れた、とても良い本。私も持っている。このストーリーは有名な実話で、宣伝行為で作られた映画ではない。
実話はもっとドラマチックだったそうだ。監禁された女性は「こんな生活アカンで。一緒に祈ろう。」と言って祈りを捧げ、話を聞いてあげ、犯人は悔い改め、心を入れ替えて自首したそうだ。
映画の目的は、宗教の宣伝とか、カルトだとか、本の売り上げを伸ばすとか、そういうのではない。アメリカでは普通のキリスト教のよくある話だ。
本はすでに売れていたし、この事件もたまたま事実だった。
リックウォレン牧師はオバマ前大統領の就任式で、代表でお祈りした重鎮の牧師。
とても良い本なので、おすすめだ。