空の鳥 agirlfromosaka

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。 北海道と読書と温泉が好きです。

「陸軍」(1944)「はじまりのみち 」(2015)

雨。耳が痛くて1日寝る。猫は夜中に3回家族を起こした。理由は不明。

木下恵介監督の「陸軍」を見る。

昭和19年に撮影されたが、さりげなく反戦映画になっている。

主役は笠智衆。妻は田中絹代

笠智衆はこの当時40歳なのにすでに寅さんの御前様にそっくりである。それに比べて母親役の田中絹代がどんな役でも上手にこなし、ある意味天才だ。

兵隊の行進を母が追いかけるラストシーンは無言で「息子よ死なないで。」と語っている。

この映画は封切られたものの、当局からよく思われなかった。

そのため木下惠介監督は映画会社に辞表を出して故郷静岡に戻る。

このときのエピソードが2013年の映画「はじまりのみち 」に描かれている。

 

木下惠介生誕100年 「陸軍」 [DVD]

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はじまりのみち [DVD]

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これもHulu にあったので観た。

疎開するために、病気のお母さんをリヤカーに乗せて50キロも山奥を歩いた話は実話である。

 Google マップで見てみたが、すごい距離だった。

田中裕子がお母さん役。脳溢血で物が言いにくいが表情だけで演技している。

黒澤明より木下恵介の方が娯楽性があってどれも好きである。