空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ブライト・ライツ:デビーレイノルズとキャリー・フィッシャーのドキュメンタリー

有名過ぎるハリウッド・セレブ母娘のドキュメンタリー。

デビー・レイノルズは「雨に唄えば」のヒロイン。彼女の「タミー」は大ヒット。

隣に住む娘のキャリー・フィッシャーは、スターウォーズレイア姫、ブルースブラザースでストーカー女の役で有名になった。父は有名な歌手エディ・フィッシャーだが妻子を捨ててエリザベス・テイラーと再婚した。

 

老いた母デビーは小さくなったものの昔と変わらず可愛く、上品で洗練された人。今もショー仕事が入ると引き受けて、高齢者のファンを楽しませる。

 

ところが娘のキャリー・フィッシャーは少々痛々しい。

子供の頃からセレブの家に育ち、親は離婚、再婚。新しい父はギャンブルとアルコール依存症で、借金で家を差し押さえられる。

少女の頃からマリファナを始め、そのあとは薬物依存。躁鬱病との戦い。

なり振り構っていず、下品で、母より老けて見える。

スターウォーズのイベントでファンにサインをしたり、新しいスターウォーズの映画に出演するため体重を減らしたり、頑張っているが、ヘトヘトになっている。

このドキュメンタリー収録1ヶ月後、2016年12月にキャリーフィッシャーは心臓発作を起こして死亡、翌日母デビーレイノルズも脳梗塞で急に亡くなった。

キャリーフィッシャーの検視の結果、アルコール、コカイン、ヘロイン、痛み止めが検出されたという。

死の前の月ハリソンフォードとの昔のロマンスを公表して世間が炎上。またスターウォーズの収録のためその月15キロ減量し、ストレスがたまっていたのもいけなかったのか。

レイア姫は享年60歳だった。

お金や名声で、幸せは買えないんだなって思う。

一番悪いのは、キャリーフィッシャーのお父さんを横取りし、家庭を崩壊させたエリザベス・テイラーや、と母。同感。