空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

名もなきアフリカの地で

映画を観た後、著書を読む。

シュテファニー・ツヴァイクというユダヤ人作家の自伝。

ナチスの迫害を受け、命からがらケニアに脱出する主人公レジーナとその両親。

父は弁護士だったがケニアでは農場で雇われ、不自由な生活を送る。現地の先住民を雇って仲良くなる。

貧しい中、寄宿舎に入れられる。イギリス領だったので金持ちが幅を効かせるイギリス人ばかり。ドイツから来たレジーナは、すぐ英語を話せるようになり、成績もトップに。

父はイギリス軍に徴集。給料をもらって少し豊かになる。

(この辺りから原作と映画はストーリーが変わる)

1945年終戦を迎えて、父はドイツから判事として採用される手紙を受け取る。

親戚はナチスに殺されて、そんな国に帰るのは嫌だと母は反対するが、祖国はドイツしかない、と勇気を出して帰国を決意する。

 

 

映画は非常に長くて、2時間半ほどあった。アフリカの景色はとても美しい。撮影は大変だったろうと思った。アカデミー外国語映画賞受賞。

著書はベストセラー。彼女の書籍は700万部発行された。

 

名もなきアフリカの地で [DVD]

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