時々見ている番組。
今日はさだまさし氏のだった。
「エヌ」さんというおばあさんの人生がすごかった。貧しい農家に育っておしんのような子守奉公にやられ、キツい姑のいる農家に嫁ぎ、働かされる。が赤ちゃんを亡くして婚家を出て、ウラジオストクに移住。ロシア人家庭の家政婦になって、ロシア語を学ぶ。
再婚をして未亡人になり、遺産を元手に日本人レストランを経営。今のお金で毎月1000万もの儲けがあった。
42歳のときスパイだったのちのさだまさしの祖父をかくまって、結婚。43歳でさだまさしの父を生む。
そのあとは、樺太に渡り、夫を亡くし、満州に渡り、引き揚げてくる。
最も印象的だったのは、ロシア兵にピストルを向けられてロシア語でタンカを切った、という話。
おしんよりずっとドラマチックだった。
明治の女性ってすごい強いな。