大阪市の叔母はついに今月88歳を迎えた。
洗礼は受けたが、聖書のお勉強をしたい、と意欲があるので、中西牧師を家にお連れし、入門講座をしてもらった。
帰省している長女Hちゃんも参加。
私は16歳で洗礼を受けクリスチャン歴は長いが、今日初めて知った事があった。
モーセのエジプト脱出の時、モーセ率いるユダヤの民を追いかけ、壁になった紅海の水に飲まれて溺死したとされるエジプト王のミイラの話である。(朝日新聞の記事より)
メルエンプタハというパロがいた。
近世出土したミイラには塩分が付着し、耳には魚の歯型がついているそうである。
旧約聖書の出エジプトのお話は古代の神話でなく、裏付けられている。
"こうして、主はその日イスラエルをエジプトの手から救われた。イスラエルは海辺に死んでいるエジプト人を見た。"
出エジプト記 14章30節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会
きっとパロは海辺に家来どもと共に打ち上げられ、ミイラにされたのだ。
前から疑問に思うのだが、なぜパロは紅海が真っ二つに割れて水が壁になったのを見て「これはおかしい。ヤバい。追いかけたらあかん。」と思わなかったのだろう。