従姉Aちゃんから連絡があり、富田林警察の留置場から逃げた犯人が、山口県周南市で捕まった事を知った。
寝ていた母を起こして、テレビをつける。
めでたい。泣きたいぐらい嬉しい。
大阪人にとって、阪神が優勝したより、めでたい🎉。
3000人の警官が動員されて、本当に一生懸命捜していたのだ。
おとといの朝も、恰幅のいい警官が手配書を持って来た。↓
そこに印刷された横顔の写真を指差して母は、「なんか哀れやね。」と言った。家族のことを思うと気の毒だ、と言うのだ。
猛暑の中、小学校の校門の前に警官は立っていた。
富田林市では、パトカーがいつもあちこちにいた。
お疲れ様でした。これで安心して眠れます。
ところで
先日レコーディングで一緒になったニューヨークから来たアフリカ系の人にこの話をして、最後に
「でも彼は誰も殺してない。」と言うと、
「ええ??」とびっくりしていた。
アメリカ人の標準からすると、凶悪犯人ではないのだろう。
なんで大騒ぎになったのか。
勾留中の容疑者を逃してしまった警察の「メンツ」の問題か、と。
「逃げた」容疑者の罪の重さより「逃した」警察のうっかり電池を入れ忘れた方が重かったのだ。