急にホストマザーのボランティアに同行する事になり、バスとBラインでアーリントンの監督教会へ。ここではホームレスの朝ごはんを毎週提供。
ピーナッツバターやゼリーを容器に入れサンドイッチの用意をしたり、紅茶やコーヒーや水の容器を並べたりしていると、ゾロゾロ人々が集まって来ていた。
ホームレス、あるいは家はあるけど食べるものを買うお金がない人たちだ。全財産をカートに積んで持ってくる人もいた。
哲学やってるインテリの人や、軍隊にいた後*1大学を出た人もいるし、国境越えて来た人や、前科のせいで仕事につけない人、ただのわがままでホームレスになってる人もいて、話聞いているとユニークで面白い。
共通しているのは心の病気だ。医療費や薬代が高くて治せないのだ。日本はなんと恵まれているんだろう。
ニューバランスという地元企業が、自社ブランドの靴下を無料で提供していた。
絵のクラスも水曜にある。*2
女の人は4人だった。*3どんな人生だったんだろう、と思う。
帰り際、「先生」とばれているホームレスの人が、25年も大事にして来た手作りの十字架のネックレスを、私にくれた。磨くと金になるそうだ。女性ホームレスの一人が、おやつやウエットティッシュなどくれた。暖かさが感じられてグッとなった。
それにしてもスーザンには感服する。彼女はエラい。ボストンの路上生活者とはほとんど知り合いだと言って良い。ひとりひとりに優しく親切にしてあげている。これこそ本物のクリスチャンがすべき事だ。
彼女は金曜日はここでボランティア、後の日も難民を時々徹夜で政府から守ってるし、料理も天才と言って良い達人、早朝から寝る時間まで、ヒマなくずっと何か用事している。ぼうっとしている事は、1分もない。
毎晩立派な食事はろうそくとご主人のお祈りで始められ、談笑。今日の食卓での話題は、ピアノは先生によって好きになるか決まるかの話だった。
夜はキリンのドキュメンタリーや英国の面白いドラマを観た。私はメラニア夫人の独占インタビューが見たかったが、トランプを毛嫌いしている家なので言えなかった。
眠い。もう、くたくた。