空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

「下町の太陽」(1968),「キネマの天地」(1986)

Huluに入ったので、日本映画を2本続けてみる。

「下町の太陽」は昭和38年の東京の下町を舞台にしている。主人公(賠償千恵子)は石鹸工場で働いている。同じ工場の恋人は、正社員に採用されて結婚して郊外の団地に住む事を、夢見ている。

白黒映画。色の黒さ、音楽が「アラバマ物語」を彷彿とさせる。あの当時の映画の流行かな。

昔の日本は道端にゴミが落ちて、汚い。

団地のシーンに、子供の頃住んでいた日本住宅公団の「星型住宅」が出ていて、懐かしく思った。

 

「キネマの天地」は、あの当時生きて活躍している松竹映画の俳優全てが出ている。昭和初期の蒲田撮影所での映画の撮影風景、映画を観にくる人々の風俗がとても面白い。