映画「息子」をみる。監督は山田洋次。
ネタバレ
岩手県の山奥に一人住む父親(三国連太郎)の元に、3人の子供たちが帰ってくる。
成績の良かった長男は東京でサラリーマンをしている。長女は地元で結婚している。成績の悪かった次男(永瀬正敏)だけ独身で東京で仕事を転々としている。
ある時、戦友会に出るため上京した父。長男のマンションに泊まるが、嫁や孫たちに気遣って居心地が悪い。
そのあと次男のアパートに行くが、仕事が続いているようで、さらに美人の彼女が訪ねてくる。彼女はろうあ者だったが、父親は祝福するのだった。
永瀬正敏の演技が際立っている。好きになった女性のためにきつい仕事を辞めずに頑張る。真摯な様子が素晴らしい。