運転中、倒れて来た木の下敷きになって、6週間重体だった友人は、ついに天に旅立った。
最後に彼女に会ったのは、事故の12日前。
彼女はホームレスと難民の支援を毎週ずっと続け、生きている時から天使みたいだった。
15年前から彼女を知っているのに、そんな善行をしている事を知ったのは、最後に会った時の数日前である。私が「どこへ行くの?」と聞いたから教えてくれた。人には言わなかった。
神さまは一番上等の部屋を用意して待ってはったに違いない。
祈って下さってた中西牧師に報告すると、お返事くださった。
「黙示録14:13には「主にあって死ぬ死者は幸いである…彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。彼らの行いは彼らについていく」とあるので、スーザンさんと共に良き業が彼女とともに天国について行き、神様からのご褒美をもらう光栄に浴しておられることでしょう。」
生きている間は誰からも褒められなくとも、死んだあと神様からご褒美がもらえるような生き方がしたいものである。
彼女がくれた、お母さんの形見の傘。「この傘どこで買ったの?」と何度か質問したので、くれたのだ。こんな大事なものもらえない、と言うと、どうせ私が母の誕生日にあげた傘なの、と笑った。
今日貰って初めてひろげた。