空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

飾り付けとモールと老人ホーム

大雨。ひとりでクラカマスのモールへ。どの店も大混雑。年一度の爆買いの時にアメリカなぞ来るものではない。
サンタと写真を撮る行列のまた長い事!
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一体全米に何人サンタが働いてるのだろう。仕事の合間にアシスタントの若い女の子をからかっているのを見た。良くないサンタだ。
何箇所かで試着をしたが、決められず、買えなかった。JCペニーの出口近くの子供売り場の店員に「傘はどこで売ってるの?」
と聞いたら、
「ウチは子供用の傘は置いていません。」
という。
結局大人用の傘も見当たらず、混雑は増すばかり。高校生用のジュエリーショップでやっと見つけて買う。すっかり忘れていた…
アメリカ人は大雨でも傘をささない。土砂降りでも平気でカッパ着て(あるいはそれも無しで)歩いている。オレゴンのような冬じゅう雨季の場所ですら売ってない。肌の分厚さが違うのだ。
フードコートも混んでいるので、家に帰って焼きそばを作って、ステイ先のお昼ご飯であるシナモンロールと一緒に食べる。変な取り合わせだが、空腹は勝てない。
午後は、家の中の電飾の飾り付けと掃除を次男と手伝う。アメリカの掃除機は重くてやかましくてコンセントが手巻きで、嫌いだ。よく吸うが、階段の絨毯は延長吸い口を使ってもゴミが取れない。
電化製品では、乾燥機と食洗機ではアメリカに負けるが、日本の掃除機は軽くて静かで使いやすくて勝つと思う。
ところで私の部屋を貸してくれてる次男に、クリスマスプレゼントが何がいいか聞いたら、ゲームだと言うのでママがため息。ところがスノボーのレッスンを受けたいというではないか。 教育はとても良いので最初の1レッスンをプレゼントする事になった。彼は嬉しそうに午後じゅう兄ちゃんの部屋でツイストとジャンプの練習を始めた。家中どすんと揺れてガラス製品がカタカタ鳴った。
用事が済んで老人ホームへ。ピアノを弾いたら皆喜んでくれて、歩行器や車椅子でお礼言いに来て下さって、泣きそうになった。
ドーリーは「なぜ彼女の食事を無料にしないの」と秘書に詰め寄っていたが、まあまあと収める。
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晩御飯はサンドイッチとチップスとアイスクリームだった。
同じテーブルの90代の女性とお喋り。ドーリーは自分の日本の滞在経験について話していた。
彼女は56歳でご主人と死に別れ、会社の重役を定年退職して、教会の広告で見つけた仕事で、日本に5年英会話の先生として働いた。その間阪神大震災を経験、食糧援助団体のボランティアで被災地神戸にも滞在、危険を顧みず滞在を続けた。神戸の震災の時に妻子を亡くした気の毒な方のエピソードを話して泣いていた。同席の女性(94)ももらい泣きしていた。長年日本を愛して貢献してくれたのだなと思った。
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ホームステイ先の十字架の電飾。
帰って「ジングルオールザウエイ」を鑑賞。写真や動画を何十枚も見せてもらう。
クリスがシアトルからライブに来てるが、とても抜け出せなかった。バーに行くなど誰がいえよう。それに夜の大雨の道を30分運転するのは恐い。
6160歩も歩いた。ええ運動や。