初霜。
道東道を通って千歳のバードウォッチングのできるカフェへ。
大雨になって小鳥は ゴジュウカラとカワラヒワしか来なかった。嶋田忠さんという野鳥写真家のカフェ。娘婿は外国の方。
雨がやんだ後キジバトがグループでやって来て暴れまわり、餌台を蹴散らし、小鳥を邪魔。
餌台を見張るカップルも。こっちまでヤマガラにピント合わず。
また来たい。
空港近くのGAPに寄って外国気分を味わう。
帰りは虹が出ていた。
バードウォッチングしていると、雨が降り始める。
J保さんが採ったコクワの実。
キウイそっくりの美味しい実だ。
また彼女はひょうたんでランタンを作るんだそうだ。
京都から移住体験されているT保さんやY子さんと門別へ。ここは浜日高と呼ばれる。
万歳するカモメ達。
ルシナで買い物し、平取のゆからへ。
バリアフリーの家族風呂で、贅沢な露天風呂に浸かる。
かねてより、ストーブを点けると家中煙くなり、町役場に相談していたが、ついに業者が来てくれることになったが、外出中だったので、役場担当者が鍵を開けてくれた。
その結果、煙突の位置に問題があって煙が上に上がらず逆流していることがわかった。
治ってくれてありがたい。もうすでに気温は一桁。
夜、国連で働くベッティさんの送別会に参加した。彼女は次はカンボジアに行くという。
日本が初めてだった彼女は「日本人は親切で人情がある。」と笑顔で言っていた。
夕べ山奥の黒い池に行ってみたいとS盛夫人に言ったら
「ひとりで行くんでないよ。熊が出るから。」
と忠告してくださった。
そこで彼女が近所のT橋さんに頼みに行って、今朝アメリカ人と私をそこに連れて行って下さることになっていたが、私は寝坊して集合時間に遅刻。
仕方なく、午前中ひとりで行く。
クマが出ても足が私より遅い人がいない限り、大勢でもひとりでも同じだからだ。
林道に鉄の柵があったが間を簡単にすり抜けられた。
多分、池の中の枯れた立木をもっと近くで見る場所があるのだろうが、笹が生い茂って行けなかった。
追記: テレビで紹介されたようですが、所有者や管理者の承諾を得ずに、勝手に立ち入ることはできません。町役場観光課に電話の上、許可を貰って下さい。クマのフンも多く見られ、危険です。
ちろろルピガーデンへ。
白樺を片づけているくるみちゃんパパにばったり会ったので、昨夜のお礼を言う。
日高町では去年も洪水被害にあったこのガーデンを住民や自衛隊の人々がボランティアで片付けた。助け合う町である。
トマムから狩勝峠を通って新得へ。一年前の大洪水の爪痕がひどく、川岸の至る所で土嚢が積まれていた。
オルガンのあるレストランで馬を見ながらランチ。
フクロウを見に新得の森に行ったらドブに足を突っ込み、ハダシで運転。清水の量販店で靴と靴下を買う。
買った靴はサイズはピッタリだったが靴の裏がツルツルで、運転するとペダルが滑って危険。抗議文メールをコメリに送った。(すぐ返事をくれた。)
ペケレベツ川の石山橋はテレビでは見ていたが、川が大きくえぐれて孤立していた。
この場所に、三年前借りていた体験住宅が建っていたが、洪水で流された。
ひだかくるみちゃんハウスで歌声喫茶をする。
全30曲。オーナー夫妻の発案で4部で構成され、最初は下川ヨナさんによる日高賛歌の歌唱指導。この曲は加藤登紀子さんが台風被害のあった日高町の人々を励ますために作った歌。
誰かが言った。
「こうやって指導して貰ったらこの歌いい歌だねえ。」
次にあらかじめリクエストを貰った曲目を歌った。なぜ選んだかもインタビューする。
第二部は秋の歌
第三部
・オーパッピィーディ
・聖者が街にやってくる
・アメイジンググレイス
第四部は、ヨナさんの独唱"You raise me up"、第九をカタカナのドイツ語で歌い、教会福音賛美歌のヨナさん訳で歌い、締めにもう一度加藤登紀子さんの「日高賛歌」を歌う。合計30曲。
お客さん(29人)は見たところ楽しそうに歌ってはった。そういう顔を見るのは幸せだ。
歌詞は大きいテレビモニターにファイヤースティックでiPhoneのアルバムから出した。
途中で違う写真が出て来て大あわて!
くるみちゃんハウスオーナー夫妻と参加者に感謝。
これで今年の北海道での音楽ボランティアは終了。
平取の二風谷へ行く。
湖は増水していた。
カワウが二羽いた。片方はお腹が白い。アルビノか?※
モンロー邸へ。
前からウインクしていたトトロの大木は、ついに台風に片目を持って行かれた。
※
この鵜はアルビノではありません、と動物学者城石氏から回答を得た。
こちらはカワウの幼鳥で、単純に淡色部位が広範囲に現れた個体という認識。カワウは個体差が大きく、このような個体もよく見られる。
『アルビノ』はメラニン欠乏個体を指し、メラニンは人間の肌の褐色、黄色であっても、白色であっても存在しており、髪の毛が黒い、ブロンド、目の褐色などあらゆる所に存在している。
このカワウは黒あるいは褐色の部分が沢山ありますので、アルビノとは言いません。また体全身が白色であっても目の色だけが褐色である場合、それは白化個体と言います。目にもメラニン色素が多量に含まれますが、アルビノではそれらが欠乏するので血管の色(赤色)が透過し、赤目になります。
ハシボソガラスでは群れに数羽だけ部分的に白くなった個体を見かけることがありますが、それは白化の一つで部分白化と呼ばれます。
以下まとめると、
•本個体は通常のカワウ幼鳥である
•アルビノ個体は全身白色であり、赤目である
•全身白色でも赤目ではない=白化個体である
•部分的に白くなった個体を部分白化個体という
なお、この子は大きくなったら黒くなるそうだ。
日曜礼拝と歌のリハーサル。
山日高の紅葉は真っ盛り。
夕方ご近所の家でお好み焼きをご馳走になる。ポテトサラダを作って行った。